2016年5月5日木曜日

映画 僕だけがいない街 感想:アニメ版を見た人の方がビックリ仰天できる実写版

 TVアニメ版で完全にネタバレした状態で映画版を見に行ったのですが、はっきり言ってびっくりしました。というか、むしろアニメ版を見た人の方がびっくりできる作品じゃないでしょうか。僕街の実写映画版を劇場で鑑賞してきました!

TVアニメと同時期に公開された実写版の映画 『僕だけがいない街』
予告編より画像引用(当ブログの画像引用について
©2016 映画「僕だけがいない街」製作委員会

 すでにアニメ版を見た人でも、もしテレビで放送されることがあれば是非Twitterなどで実況しながら見ることをお勧めしたい作品。衝撃のラストシーンはみんなで突っ込みたくなること請け合い。これを楽しむためにもぜひTVアニメ版から先に見ることをお勧めしたいですね。

映画『僕だけがいない街』予告編 Bokumachi Movie (公式配信)

※核心に迫るネタバレは避けたレビューですが未見の方はご注意ください。


アニメ版のファンから見た感想


 TVアニメ版は本当に素晴らしかったですよね。もちろん原作漫画の評価が素晴らしいので当然といえば当然なのですが、何といってもアニメ版では雛月加代が出色もの。独特の絵柄と悠木碧さんの演技に痺れました。

 正直リアルな子役を使った実写映画版ではこの魅力を出すのは不可能。この辺は割り切ってみるしかないですね。別物としてみれば子役2人の演技は非常にうまくて、うますぎて鼻につくギリギリのラインで止めてる感じと、子供の自然な表情をうまく生かしている所が立派。

子役の演技は評判通りの素晴らしいもの
アニメと比較しなければ十分楽しめるかも
©2016 映画「僕だけがいない街」製作委員会

 アニメ版のあんまり可愛くない感じの雛月にくらべて、無愛想とはいえ元の美少女っぽさを隠しきれない鈴木梨央ちゃんだと、たしかにコレジャナイ感があるのですが、時折見せるナチュラルな笑顔がとても印象的な好演でした。

藤原竜也の存在感


 アニメ版では主人公の藤沼 悟(小学生時代)の声を演じる女優の土屋太鳳さんの演技が予想以上にハマっていて個人的にはかなりの高評価だったんですよね。アニメでは小学生時代のイメージが強く残る印象でしたが、実写映画版では藤原竜也の存在感がかなり強い作品になっている気がします。

存在感が強すぎるきらいはあるが安定感はさすが
©2016 映画「僕だけがいない街」製作委員会

 藤原竜也が出ると良くも悪くも『彼の作品』って感じになりますが安定感がありますね。彼の色がついちゃうとはいえ大失敗もないので安心して見られます。

 子役の中川 翼くんの演技も相当立派だったのですが、印象は藤原竜也の方が強くなってしまいますね。あと小学生時代と大人時代のリンク感っていうのはアニメ版の方が演出的にも演技的にも強く感じたかな。

 心の声をうっかり口にしてしまうという演出も実写版ではほとんどなかったですしね。でも演技自体は違和感を感じず良かったです。

他のキャストも見所あり


 最初に見て違和感を感じたのは藤沼 悟のお母さん役の石田ゆり子さん。相変わらず若い顔立ちでびっくりするのですが、アニメ版を見たものからすると『ちょっとイメージと違いすぎ!』って思うんですよね。

 でも実は小学生時代に入るとこれがびっくり。石田ゆり子の若いお母さん役がハマってる!本当に若いお母さんにしか見えない所が凄いですね。この一点で石田ゆり子をキャスティングした意味が理解できました。

過去時代の石田ゆり子の若返り姿がスゴイ
©2016 映画「僕だけがいない街」製作委員会

 あと注目は雛月のお母さん役の安藤玉恵さん。こういう役柄の定番中の定番って感じで出た瞬間に笑ってしまいました。最近はいい人の役も多いですけどね。ホント安定の演技でちょっとベタですけど当然ハマってました。

 本作で話題なのはバイト仲間の片桐愛梨を演じる有村架純さん。これまた雛月と同じでちょっと美形すぎるんだけど、健康的で楽天家なイメージでアニメ版との違和感は少なくて良かったです。何といってもさすがの可愛さで引っ張っていってくれますね。

※次項より若干のネタバレがありますので未見の方はご注意ください。


初見の人よりアニメ視聴者の方が驚く展開


 今回はアニメ版を鑑賞した状態で見に行きました(原作コミックは未読)すでにネタバレしていますので話の筋を楽しむというより演技を楽しむ気分で見に行ったんですよね。子役の演技も評判が良かったですしね。

 実際途中まではアニメ版をきれいにまとめた構成だったんですよね。あまり端折った感じもしなくて上手にまとめてありました。ただ、今思えば、これって完全にアニメ視聴者を引っ掛けにきてるのかもなぁ・・・って邪推したくなりますね(笑)

 それまでアニメ版を綺麗にトレースした展開だったのに、クライマックス間際に『あれ、なんかおかしいぞ・・・?』って違和感を感じるや否や、急ハンドルを切るかのように方向転換。

終盤近くまでアニメ版に沿った展開が続くが・・・
©2016 映画「僕だけがいない街」製作委員会

 のんびり安心して構えていた観客を振り落とすようなジェットコースター展開に唖然ですよ。それからは暗闇を進むように、右かと思えば左に、左かと思えば右に曲がるような想定外の進行。そして衝撃のフィニッシュ・・・・。

 アニメ視聴者なら誰もが半笑いで『マジかよ・・・』とつぶやきたくなるラスト。それまでの子役の好演も忘れてしまう衝撃でした。

 ぜひ、地上波で放映する際にはアニメ視聴済みの友人やツイッターなどのSNSと一緒に突っ込みながら見たい作品ですね。はっきり言って初見の人よりアニメ視聴者の方が何倍もビックリできます。初見の人はアニメ版を先に見る方をお勧めしたいですね。


映画 『僕だけがいない街』公式サイト
原作コミック作者:三部けい
監督:平川雄一朗/脚本:後藤法子
TVアニメ版  僕だけがいない街 公式サイト

スポンサーリンク


0 件のコメント:

コメントを投稿

お気軽にコメントください!