2017年8月18日金曜日

『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』感想&考察:一般向け?実は斬新で深く考えさせられる作品だった!

 いやはや、さすがシャフトというか、さすが新房さんと言うべきか・・・びっくりしちゃいましたよ。『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』初日に映画館で見てきました。

シャフトらしさを残しながらも新たな魅力のキャラデザが印象的だった。
『DAOKO × 米津玄師『打上花火』MUSIC VIDEO』より画像引用
当ブログの画像引用について
(C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会

 先日の記事では予告編を大絶賛しましたが、今作はシャフト・新房さんの製作とはいえ『一般ウケ』を狙ってきてるんだろうなぁ・・・と思ってたんですよね。なにしろあの『君の名は。』の川村元気プロデューサーが参加しているわけで。

 それが蓋を開けてみれば斬新で難解な演出!挑戦的すぎるよ・・・いいのか・・・これで・・・大丈夫か?と心配になりましたが、でもね、たしかに難解なところもあったけど、すごく良いシーンがあって、ストーリーも考察したくなる深さがあり、『もう一度見たいな・・・』と思った作品でした。

※次項からネタバレありのレビュー&考察になりますのでご注意ください。

※文末に2・3回目を見た後の追記をしました(2017/09/09更新)評価を大きく変更して『絶賛』になりました!(リンク

※ところで自分はオリジナルのTVドラマ版もリアルタイムで見た世代です。あれはすごかったですね・・・『とんでもないものを見た!』って衝撃を受けた思い出があります。
 目一杯背伸びした13歳の奥菜恵と山崎裕太の演技が素晴らしかったんですよね。自分の運命をどうにもできない子供時代の恋の切なさがすごく表現された短編でした。

一番好きなシーンは『あの』シーン!


 いきなりですが・・・初見で一番好きだったシーンといえば、それは『なずなが歌うシーン』でしたね。突然「瑠璃色の地球」を歌ってアイドルの姿になるなんて。あのシーンは『まさか!』でしたね。

予告では無かった想像のシーンがすごく印象的
この辺から夢と現実とifの世界が曖昧になってくる。
アニメに慣れていない人は付いて来れただろうか。
(C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会

 劇場版ラブライブ!』を絶賛した自分としては突然のミュージカル演出は初めてではありませんが、それにしてもこの作品の、あのタイミングで始まるとは思わないじゃないですか!

 正直言って一般の人は付いて来れたんでしょうか・・・大変心配なのですが(笑)自分としては『スッゲー!』でしたね。この歌声がまた良いんですよね。広瀬すずさんは本作全部ですごく良い演技なんだけど、特にこの歌声は良かった

 この斬新な演出で『さぁ、ここからちょっと難解になるよ、ついてきてね!』って言われたような気がします。そういえば曲名から、なずなのお母さんが松田聖子世代とわかって『あれ、時代設定・・・もしかしてTV版の公開当時(93年)かな?』って思ったのですがどうなんでしょう。

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ラストシーン、典道のいない教室の疑問


 難解といえば、初見ではちょっと理解が難しかったシーンはいくつもあります。(そもそも理解する必要があるのかって問題かもですが)

 一番最初に疑問に思うのは『ラストシーン』ですよね。夏休み明け(ですよね?)どうして典道は出席していないのか・・・?

このカケラを掴んだ事で一体何が起きたのか
(C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会

 オリジナルのドラマ版だとたしか結末は違いましたよね?切ない終わり方だったけど疑問とかは無かった気がする。アニメ版の『典道がいない』という事実は終盤の一連の流れと密接につながっている気がしますね。

 『なずな』は元々転校予定なんだから、そもそも名前を呼ばれないのはわかる。でも典道はいるはずなのにいない・・・初見なのでまだ理解できてないですが、勝手に想像するに次のような説が考えられますね。

  1. 2人は『典道の作った世界』に行ってしまった 説
  2. 典道がなずなを追って引っ越し先に行った 
  3. 実は2人とも海で死んで行方不明 
  4. などなど・・・(まだ他の人の考察読んでないので)

 個人的には1かなぁ・・・あの電車が分岐して海に行った時『時間をやり直している』んじゃなくて『もうひとつの世界を作っている』と感じたんですよね。なずなの言っている『これは、典道くんが作った世界なんだね』って言葉ですよね。

分岐した線路には現実ばなれした標識。
最初はこれは夢の中の話なのかと思っていた。
(C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会

パラレルワールドは『なずなの実父』の願いかも


 これをパラレルワールドと言って良いのかわかりませんが、やり直したかった世界を具現化する原因、あの海で拾った『謎の球体』の正体はなんでしょう?

 そこを説明するのは野暮かもしれませんが、自分が思うに、亡くなった『なずなのお父さん』の願いが作り出したものだと思うんですよね。詳細ははっきりしないけど、海で亡くなった『実のお父さん』。

この球体はお父さんの願いの結晶なのか・・・
(C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会

 きっと彼も『やり直したい』という強い願いを持って亡くなったんじゃないかな・・・彼の魂がなずなを海に呼び寄せてあの球体を拾わせた。ここまでくるとSFじゃなくてファンタジーだけどね。

 お父さんの想いが、なずなと典道を『もうひとつの世界』に連れて行ったのかもしれない。最後に花火師が打ち上げて粉々になった球体のカケラ。『願いが映ったカケラ』を握りしめて・・・あ、ここまで全部『想像』ですけどね(笑)間違ってたらゴメンなさい。

それでもまだ残る疑問


 でも考えてみれば『典道の作った世界に行く』って、元の世界にとっては『2人が海で行方不明』とあまり変わらないね。ただ一つ謎なのは、担任の先生が典道の出欠を普通に取っていた事なんですよね・・・。

 もし亡くなったり行方不明なら騒ぎになったりしないだろうか?存在自体が消えたならともかく・・・そう考えると普通に『引っ越し先に行った 説』もありかなぁと。みなさんはどう思われますかね?

 でも、いろんな想像を掻き立てられる作品ですよね。疑問が残るからダメという意味じゃやなくて、いい意味で深い作品だと思います。

広瀬すずの演技は最高!だったけど・・・典道の声は


 予告の時から言ってましたが、広瀬すずさんの演技は本当に良かった!オリジナル版の奥菜恵(当時13歳)の演技(というか存在感)ってのは本当にすごかったので、あれをどう再現するのか?って課題は見事にクリアされていたと思います。

 アニメと実写なのでもちろん『再現』というのは不可能なんですけどね。アニメとして再解釈することに成功したって感じですかね。そこに広瀬すずさんの声と演技は欠かせない。微妙に声優さんっぽくない感じがアタリになった気がします。

映像で見ると二人とも子供と大人の両面を持つ感じがすごくよく表現されていた。
ただ、典道役の声はすこし大人っぽすぎて違和感が最後まで残った。
(C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会

 逆に残念だったのは・・・典道役の菅田将暉さんの声かなぁ。予告編の時からちょっと気になってはいたけどね。やっぱり馴染めなかったなぁ。直前に劇場版『火花』の予告編に主人公で出てたせいもあるんだけどね。顔が浮かんじゃうんですよね。あれよくないよね(笑)

中学生設定への変更が悩ましい所


 典道については、ドラマ版の良さだった子供が背伸びした『危うさ』みたいなのがね。ちょっと無かったというか。なずなに比べて男子の典道は少し幼いはずなんですよね。

 ドラマでは小学6年設定だった気がするけどアニメでは中学生設定なんですよね。その辺はある程度考えなきゃいけないわけですけど。

 とはいえ、ちょっと大人っぽすぎる声だったのが馴染めない原因かな。大人が演技してる感じがしちゃってね。もう少しナチュラルに不安定な感じがあればなぁ・・・でもまあ難しいですよね。高い評価なさっている方もいますからね、個人的な好みかもしれませんが。

評価は分かれそう・・・でももう一度見にくつもり。


 やっぱり『君の名は。』みたいに感動しよう!と期待した人は、ちょっと拍子抜けしちゃうんじゃないかなぁ・・・って心配はするんですよね。実際はどうなんだろう。結構、評価分かれそうですよね。

 たしかに今の流れなら、一般受けするような『感動的でわかりやすい作品』を求めれられるんでしょうけどね。でもこの作品は『傑作である実写ドラマ』のアニメ版。『単なる再現』では超えられないと思うんですよね。それならシャフトや新房さんを使う意味ないわけで・・・・。

 だから簡単に評価を下すのはちょっと違うんじゃないかなぁと思います。斬新で難解な演出だからわかりにくいけど見ごたえのある作品だと思います。でも・・・やっぱり一般受けは難しいかなぁ(笑)

 初見だといろいろ衝撃的で受け止めきれていないので、もう一度見に行くつもりです。その時はまた追記すると思います。

 でもこれだけは最後に一言。『予告3&MV』は本当に最高だったのでEDはもうちょっと手を入れて欲しかったゾ!(笑)


【以降は2・3回目を見てからの追記です!】(2017/09/09更新)

【追記】2回目の鑑賞でまさかの感涙!絶賛に変更します。


 まさか2度目の鑑賞でここまで感動するとはね・・・自分でも予想外でしたが、2度目を見た今では『絶賛』に評価を上方修正させてください(笑)

 正直な話、2度目は『初見の考察を確認しよう』くらいの気持ちで見たんですよね。そしたら3度も泣いてしまうとはね。初見も良かったとはいえ『感涙とかはない作品』かなぁって思ってたので油断してハンカチが間に合いませんでしたよ

 結局また後日、3度目を見に行ってしまいました。

改変世界は『なずなの望んだ世界』だと思った

 
 初見の感想では、改変世界っていうのは『典道が望んだ世界』をやり直しているのかな?思っていたんですよね。でも2度目を見たとき『あれ?』って思いました。

 ああ、これは『典道が願った世界』というより『なずなが願った世界』じゃないか・・・って感じたんですよね。

 つまり、亡くなったお父さんの想いが、典道に『なずなの望んだ世界』を作らせたんじゃないかなって。

2人の逃避行には亡き父の後押しを感じた。
一見ご都合主義に見えるシーンも典道に託した父の想いが見える。
(C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会

 なずなの将来の可能性を閉ざして欲しくない、なずなに無限の可能性があることを知ってほしい・・・そして、なずなの未来を『新しい父親』に奪われたくない!

 そう思ったら、涙が溢れてきちゃったんですよね。お父さんに自分の歳が近いからですかね(笑)そっちに感情移入しちゃいましたよ。

自分の運命をあきらめないでほしい・・・


 この作品に『正解』はなくて良いのかもしれない。10代には10代の感じ方で、2〜30代には懐かしい若い頃の恋を振り返ったりとか。それぞれの立場からの感想がバラバラで良い作品。

 だから自分にとって『なずな』はヒロインであると同時に娘と感じてしまう世代。自分はあんなに可愛い愛娘を残した父親の気持ちに寄り添ってしまう世代。子供はいないけど自然とそういう気持ちになってしまうんですよね。

こんなにもたくさんの可能性を見せてくれた『もしも玉』
次はどんな世界で会えるか
なずなの涙はポジティブな感動だと感じた。
(C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会

 なずなはアイドルにだってなれるよ!好きな人と恋愛してほしい!自分の運命をあきらめないでほしい・・・それが、あの球を持っていたお父さんが、典道を通して伝えたかったこと

 そう思ったら、なずなの2度目の歌のシーンで涙が止まらなくなりました・・・。

目の芝居の凄さがクセになる


 あと、この作品って何度も見たくなるクセになるシーンが多いですよね。歌のシーンはもちろんなんだけど、2度目のプールの後、なずなが教室に戻ってきた時のシーン

 あのシーンのなずなの瞳がすごいですよね。なずなのセリフは一切無いのに『目だけで芝居をしている!』って感じ。あのシーンを体験したくて3度目を見に行ったくらいでした(笑)

初見では独特の表現に違和感すら感じたが
2度目からは瞳に凝縮された演技の虜になった。
(C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会

 リアルな芝居では不可能なアニメならではの表現!新房さんがインタビューで言っていましたが、まさにこんな表現なんだろうなぁ。クセになる快感なんですよね。

最後に『ラストの謎』は・・・


 それにしてもこの作品、初見では『驚き』が先に来てしまって。ちゃんと受け止められてませんでしたね。初見で好印象だった人は機会があれば2度目を見るのをお薦めしたい作品です。


 結局ラストの謎ってのは3回見てもわからなかったです(笑)でも今はポジティブな結末に感じていますね。いずれにしても二人は一緒にいるんじゃないかな?って、なぜだか不思議な確信を持って言えるんですよね・・・でも自分の願望かな?(笑)

『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』公式サイト

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7 件のコメント:

  1. 自分も今日見てきました。色々なアニメを見て耐性が付いているので?そんなに違和感は感じませんでした(笑)深く考えないで流れのままに見ましたけど疑問点を上手く解釈して先に進めるかどうかが肝かな。あと細かい伏線も自分で解釈しないといけないので普通の人はそこまで読み解けないので袋小路に迷い込んで訳がわからなくなるのかと…
    上手く解釈して話をつなげられて先に進めた人は評価が高くて理解出来ない人は意味不明な状況が重なって明確な答えが示されずラストでも見た人の想像におまかせしますと思い込んでさらに訳がわからなくなって評価が低いのかと…公開規模とか予告とかを見るともう少しわかりやすい説明なり描写も必要だったかと思いました。

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    1.  TTさん、コメントありがとうございます!
       そうなんですよね、耐性がある人だと『ここでこう来るかぁ・・・』って少し引いて見られるので躓かないで見られますが、普通は理解しようとしてこんがらがっちゃいそうですね。
       公開規模など事前に分かってたわけで、おそらく製作者側は非難覚悟で『あえて』出してきたのかな・・・と感じてます。考えに考えて出した結論が『あれ』なら、こちらも全力で受け止める甲斐があるなぁって。
       いろんな意見を聞いていると、少なくとも適当に作られた作品じゃないのは確かですよね。観客とのミスマッチについては批判も仕方ないですが、表現したいものと、客を楽しませるものとのバランスって難しいですね。『君の名は。』は観客へのサービスを重視したと監督は言っていましたが、他作品では作家性を優先させたわけですしね。
       あんまりシャフトを擁護すると選民意識みたいに言われちゃいそうですが、正直初見では私も困惑しましたが冷静になるとだんだんと評価が上がってきています。また近く見にいくつもりです。コメントありがとうございました!

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  2. Hidebow-Rainbo-Frawbow2017年8月20日 21:52

    katoさん、こんばんは!お返事ありがとうございます。


    初日早々ご覧になられたのですね。羨ましいです。私は9月に入ってからの予定です。ネタバレしない部分だけ読ましてもらいました。なんだか良い感触がします。ネットの風評は気にしませんよ!だって川上元気氏・企画プロデュースですから!(笑)


    TVドラマが原作であると、今まで知りませんでした。フジTV系ドラマ『世にも奇妙な物語』の後番組だそうですね。その頃、私は残業に追われていたので、TVをほとんど見ていませんでした。おそらく見てないと思います。


    このアニメ版のスタッフの多くは、ドラマ版を見ていたそうで、ファンになり、なんらかの影響を受けていると、新房総監督のインタビューを読んで知りました。そのなかの一人(笑)である、川村元気プロデューサーのインタビューも読みました。気になりましたので、ドラマ版の映像も探して見ました。初めて見たのに、懐かしい気持ちになりました。当時の時代を感じさせるもの、服装、髪型、化粧の方法、日常の風景、風俗、その時代を言い表す固有名詞、言葉(私は、jリーグって言葉にピィ~ンときました)などが切り取られ、それを目の当たりにして、私は素敵だなと思いました。奥菜恵さんの当時しかない輝き、フィルムの中の雰囲気、存在がとても良い印象として残りました。また、奥菜さんの大人っぽい、艶やかな表情は、あの当時だから出せたもので、私はいいなと思いました。そして、挿入歌『Forever Friends』が良いタイミングで、映像と重なっていくところはとても感動しました。良い曲ですね!好きかもしれません。


    私事ですが、この『Forever Friends』作詞・作曲・歌唱(テレビ版)したのは REMEDIOS です。彼女は、1980年代中ごろから、麗美、REIMYの名で活動をしていたミュージシャンと同一人物であると判明いたしました。デビュー当時から、彼女の歌声が大好きで、興味あってよく聴いておりました。懐かしい次第です。こんな形で、再会するとは、人生って不思議なものです(笑)好きなものとは、引力のように引かれ合うのでしょうかね。


    あとは、鑑賞するまでに、時間がたっぷりありますので、岩井俊二監督の作品を振り返りをしてから、映画館へ出かけることとします。見たら、またお邪魔いたします、よろしくお願いいたします。

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    1. Hidebow-Rainbo-Frawbow さんコメントありがとうございます!

      予告やMVがすごくて今回は気合入れて初日に行ってしまいました。原作ドラマの当時は自分は二十歳前後だったので、あまりの場違いな作品にびっくりした記憶があります。今見るとまた違うんでしょうけどね。若い自分にはとても鮮烈な作品でした。

      『Forever Friends』の情報もありがとうございます!実はこの曲、今回の映画まで海外の曲を使ってたのかと思ってました。この作品用に作ったんだそうでビックリしました。デビュー当時からご存知の方だったとは面白い話ですね。

      この作品については色々風評はご存知でしょうが、多少構えてみた方が良いかもしれませんね。公開直後ですと、自分のように『困惑する』楽しみもあるのですが(笑)今作は幸い近くの映画館で公開しているので、再度見に行こうと思っています。コメントありがとうございました!

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  3. 宇宙とまと2017年8月28日 17:16

    世界を何度も変えた、主人公は神仏の怒りにふれ、存在を抹消されてしまった可能性も。[IFもしも」は、ろくでも無い結末が多い「世にも奇妙な物語」の親戚みたいなドラマなので;;

    先生だけは僅かに記憶が残っていたので、ホームルームで名前を呼んだ? なずなは石を拾っただけなので、記憶を消されたうえで元の世界に戻され、転校して行った。

    もしくは一番の可能性も、元の世界からは主人公とナズナの存在自体が消えた(記憶も)

    しかし、なずなが「女の子は何処へ行ってもやっていける・・・水商売とか・・・・」と言ってましたが、「松本清張の小説を読んで出直せゴルァー」と感じました。二人が駆け落ちして、東京に行っても悪い医者(奥〇瑛二)や、悪い予備校経営者(高嶋〇伸)や、大物フィクサー(伊〇四朗)みたいな人達に酷い目にあわされるのが関の山なので、元の世界に戻され、転校して行った結末の方が良さそうですw

    主人公は、エスケープ(ジブリコクリコ坂的に)して、最後の浜辺に行っただけなのかも。

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    1. 宇宙とまと さん、コメントありがとうございます!
      なずなの危なっかしい話は見てる方がヒヤヒヤしましたね。さすがにそっち方面のもしもはシリアスすぎて違う作品になっちゃいそうですが(笑)

       存在を抹消っていうのも過激かもしれませんが可能性としてはなくはないですよね。他のクラスメイトの表情もいないことに特に気にしていないようだったし。
       記事を書いた後に2回見直したのですが、ラストについてはやっぱりコレだというのはないですね。途中の解釈については初見で見たときと少し変わってきましたが。でも確定しなくてもいいかな?って気持ちになりました。いい意味でそこは自由で良いのかな?と。

      コメントありがとうございました!

      削除
  4. こんにちは。私としては、最後に海面に上がっていくなずなは現実に戻り、それを見送った典道はあの世界にこもったまま、もしくは現実で死んでいるのではないかと思いました。捜索願いだされていたら先生知ってるはずですが、行方不明だと終わりかたがすっきりしないから知らなかったことになったのかなあと……。
    なずなのお父さんの願いという解釈はなかったです。
    子どもの夢を大人の都合で消してしまうのは残酷ってメッセージがあるように感じましたが、お父さんの願いでなずなの夢が、と考えると、素敵です。
    もう一回みたくなる作品ですね!

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